◯仙福屋のお太鼓ポーチ
となみ織物が製織する帯地を使って製作する『仙福屋の絹ポーチ』です。
仙福屋の小物を制作する際には、着物姿の顔である『お太鼓』のデザインを常に意識して、
そこから柄を切り出していきます。
◯制作について/日本製
特に、このポーチ制作の場合では、お太鼓の様々な部分にフォーカスして、裁断し縫製しております
(そのため、同じ帯地でも柄取りが変わることもあります)。
また、帯としては必要なところでも(たとえば無地部分)、どうしてもポーチには使えない箇所もあり、
そこは使用しません。そのため、どうしても無駄な生地も生じますが、その分魅力あるアイテムになります。
また、これらの工程、帯地の製織からポーチの裁断・縫製まで、全て日本国内で行っております。
◯底はクロス仕立て
『仙福屋のお太鼓ポーチ』を含む、がま口の仕立ては、袋状ではなく、底部分がクロスになるように成します。
縫製の手間は数倍かかりますが、そうすることで、がま口を180°開口したときでも、
自立することができ、収納等の使い易さで優れます。
絹の帯地を使った美しさ、使い易さ等の機能面、その両方に秀でたポーチです。
◯麹塵染について
『禁色』の一つに数えられた『麹塵染め』を、となみ織物が独自の技で染め、帯の糸として織り込んでいます。
その特長は、太陽光、白熱灯、蛍光灯等の光源、場所や角度によって色が変化することです。
麹塵染シリーズ
→https://www.senpukuya.jp/products/list.php?category_id=40