仙福屋の草履で使用する花緒には、京都西陣の織元となみ織物が制作する帯地を使用しています。
熟練の職人の手で織られた絹織物は、大変美しく草履の花緒(鼻緒)としても素晴らしいものです。
着物の世界でもお洒落は足元からとも言われていますので、着物好きの方にはお勧めの草履/花緒になっております。
【帯地意匠は、人気の麹塵染シリーズから。】
となみ織物の中でも大人気『麹塵染』シリーズの帯地を花緒にしています。
このシリーズは、製織する絹糸に秘密があり、光の種類のによって色を変える特長を持っています。
オシャレから足元から、と着物の世界でも言われていますが、
それにふさわしい草履の花緒となってくれると思います。
【花緒の仕立て方は、つぼ通し】
つぼが花緒本体を貫くような形をした、花緒の仕立て方を『つぼ通し』いいます。草履台に挿げたあとは、翼の様に花緒が立って見えます。
そのため、足を通すとき大変楽に通すことができ、また脱いだ後は、形がよく、見た目も美しい草履となります。
通常の仕立てより手間も時間も掛かる仕立て方ではありますが、現在人気のある花緒の形です。