【仙福屋のお太鼓ポーチ】
となみ織物が製織する襦袢地を使って製作する『仙福屋の絹ポーチ』です。
仙福屋の小物を制作する際には、着物姿の顔である『お太鼓』のデザインを常に意識して、
そこから柄を切り出していきます。今回は襦袢地で制作。
帯と同じ様に一番柄の出方が美しい場所を選び、裁断制作しております。
【制作について/日本製】
特に、このポーチ制作の場合では、様々な部分にフォーカスして、裁断し縫製しております
(そのため、同じ生地でも柄取りが変わることもあります)。
また、柄入っていても、どうしてもポーチとしては使えない箇所もあり、そこは使用しません。
そのため、どうしても無駄な生地も出てしまいますが、その分魅力ある商品になると考えています。
また、これらの工程、帯地の製織からポーチの裁断・縫製まで、全て日本国内で行っております。
【底はクロス仕立て】
『仙福屋のお太鼓ポーチ』を含む、がま口の仕立ては、袋状ではなく、底部分がクロスになるように成します。
縫製の手間は数倍かかりますが、そうすることで、がま口を180°開口したときでも、
自立することができ、収納等の使い易さで優れます。
絹の帯地を使った美しさ、使い易さ等の機能面、その両方に秀でたポーチです。