◯真綿入り草履
草履台の天部分に真綿を十数センチ入れることにより、歩いた際の足への負担を減らした草履です。
この真綿を綺麗に美しく入れることができる職人は日本で二人のみ。
熟練の技がつくり出す、最高の草履です。
◯ツートンエナメル草履
星ひとつない新月の夜を連想させるような『黒』に、洋風な雰囲気漂う色合いを合わせたツートンカラーの草履です。
この草履の表面を覆うエナメルは、一般的になじみのあるものです。エナメルの良否を決めるのは、ベース素材である『革』にかかっています。
◯素材の吟味
仙福屋宗介の草履で使用する素材の『革』は、当然最高のものを吟味していますが、天然のモノですので、その性質上キズや筋が入ることがあります。
仙福屋では制作時に、その箇所を最大限避けてますので、一枚の革から取れる草履台の数は、限られたものに。
手間、コストの面を考えると、そこまでこだわることは少ないですが、そうするお陰で仕上がりは、ムラの極端に少ない最高の仕上がりになります。
もちろん、美しさだけでなく、真綿入り草履にかかせない『真綿』もたっぷり使用しておりますので、履きやすさも最高。『足に優しい』草履です。
※花緒、草履台の製作、挿げなどの工程は全て国内の熟練した職人が行っております。