帯地を制作する際に、幾つかのことを大事にしています。
①それは、何よりも帯を結ばれる方が結び易いやすい帯になるように。
②絹が繊維として持つ特長、艶やかさや質感・光沢をできる限り織物となっても残すこと。
仙福屋が作る懐紙入れもそれと同じ。
柔らかで艶のある絹織物の風を残せる小物作りを心がけていますので、織り上がり後、そのまま裁断、縫製へ入ります。また中に入れる芯も、帯地風合いへの影響の少ないモノを選んでおります。芯が入っても絹の風合いはそのまま、しっとりとした質感を味わって頂ける懐紙入れになりました。
※仙福屋の懐紙入れでは、樹脂加工等の加工は行っておりません。