【仙福屋のタスケバッグとは・・・】
着物の定番バッグといえば、『利休型』です。
この形は着物の着姿にはピッタリなコーディネートを作り出してくれます。
もちろん、着物専用の形として作られていますので、常のお洋服とは少々コーディネートが難しいです。
この利休型の形をベースに洋装にもお持ち頂けるようにと考えて制作したのが、この『タスケ型』のバッグ。
バッグが大きくなって、コーディネートを邪魔しないでB5サイズがスッポリ入り、A4サイズのクリアファイルまでも入る。
そんな形のバッグです。
【制作には・・・】
サイズを意識して帯の幅をいっぱいに生地を使うことで、帯の意匠がグッと前に出てきてくれます。
撥水は『絹』の特長である手触り・発色を活かしつつ、四方の丸みをおびたやわらかいスタイルを保つために、
通常のバッグよりもやや底革を広く取り、汚れやスレ等を防ぐとともに形崩れしにくくなるように工夫しています。
ファスナー開口部分は、やわらかい革を使用しているため大きく口が開き、物の出し入れがスムーズになるようにしました。
また、底一面と側面に革を当てることで耐久性を補強し、バッグ底には金具を使い、接地面積を極力少なくしています。
大きすぎず、小さすぎず、和装、洋装も問わずお使い頂きたいバッグです。