◯仙福屋の真綿入り草履とは・・・
仙福屋の草履とは、世界で一番履き易い草履とも言われる、大変足に優しい草履です。
その秘密は、草履台にあり、足をのせる『天の部分』に真綿を入れることで、足への衝撃を和らげていることにあります。
台に真綿を入れるこの工程は非常に難しく、仙福屋の求める基準に達する職人は2人しかおりません。
その手で制作された草履は、丸みを持ち、履物を脱いだ姿も大変美しく、他とは比較にならないほどです。
※花緒の挿げ具合(きつめ・ふつう・ゆるめ)のご要望の際は、ご注文時に「その他お問い合わせ」へご記入ください。
『四分二半草履台』
◯四分二半草履台
四分二半草履は、つま先が二段、かかと部分が三段の草履台です。
一段よりも草履台自体が背が高くなり、礼装やセミフォーマルの時の装いに好まれています。
最近では、お洒落着コーディネートでも背の高い草履を履かれることが増えてきました。
◯ダックジュエルとは・・・
この草履台には、『ダックジュエル』という、特別な帆布を使い制作しています。
『ダックジュエル®』については、動画でも詳しく紹介しております。
このダックジュエルは、となみ織物が登録商標を持ちます。
『ダック』は「帆布」を『ジュエル』は「宝石」を指し、美しい帆布という意味です。
◯ダックジュエルの特長
通常、帆布という素材は、帆船などの帆の素材に使われるモノで、用途としては『カジュアル』。
ただ、この『ダックジュエル』では、生地を緻密に製織し、特殊な染料を重ねて塗布。
上品な光沢を持った素材に。色目により、カジュアルから礼装まで幅広くお使い頂くことができます。
機能面でも、革よりも軽く、耐久性に優れ、汚れも落ちやすいので、草履台の素材としても最適です。
◎草履台/選び方の目安
薄色の台(ホワイト、ローズ)は、セミフォーマルからフォーマルの装い(色無地や付け下げ、訪問着)。
濃い色台(アメジスト、オニキス、ヘマタイト)は、カジュアルからセミフォーマルに(御召紬や小紋、色無地)。

◎草履のサイズについての目安
動画にもあるように、草履は通常かかとより約1.5cmほど出して歩きます。
そうすることで、着物での綺麗な立ち姿や歩き方になりますし、
また実用面としても裾を巻き込まない、利点があります。
◯お手入れ方法
真綿は、天然繊維のため元の形状へ綺麗に復元する性質を持っております。
そのため、数回草履を履かれた後は、陰干をして形を復元されることをお勧め致します。
また、草履台裏のかかと取替や革の修繕も仙福屋ではお受けしておりますので、
ご安心してお使い下さい。
⇒草履メンテナンスへ
※草履台キルクや真綿には、天然素材を使用しておりますので、雨の日のご使用はお避けください。
※草履台は、ご注文を頂いてから、職人の工房での制作となります。そのため、発送までは約60~70日頂いております。
◯お誂え草履台は、赤底への変更も可能です。
仙福屋のオーダーメイド真綿入り草履では、通常の革底から『赤底』への変更も承っております。
他の草履とは異なるお洒落さ、インパクトを与えることができます。
ご注文の際に、『赤底仕様へ変更』商品を一緒にカートへお入れ下さい。
◎『仙福屋の花緒(鼻緒)』
仙福屋では、四分二半草履台に合わせた様々な花緒をご用意しております。
⇒ https://www.senpukuya.jp/products/list.php?category_id=58
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