◯総紗縫とは・・・
夏の織物代名詞である『紗』。
それをとなみ独自で改良を加え、緻密な紗織物『総紗縫』を作り上げました。
◯デザインは唐長文様『南蛮七宝』
帯の南蛮七宝。京都で400年続く唐紙の老舗 唐長の文様です。
経糸と緯糸の上げ下げで文様を織り成しています。
南蛮七宝は丸や星、色や角度によってはお花にも見える、不思議な魅力を持ったデザインです。

◯総紗縫 織物の特長
この総紗縫は、『紗』ですので、まず夏や単衣時期に結ぶことができます。
製織では、筬打ちを通常の3倍以上と緻密にすることで、透け過ぎず、袷時期にも結ぶことが可能。
一年を通して、コーディネートできます。
特殊な機装置を用いて、製織する帯地は帯芯を入れても200g前半と、驚異的な軽さです。
◯総紗縫の半巾
上記の織物を半巾用の糸や組織で織り上げ、仕立て上げたモノが、知る人ぞ知る、総紗縫の半巾帯です。
この総紗縫は、織り手が少なく数を織ることができません。
◯半巾として用途
この半巾は、絹織物ですので質感や色目、風合い、結び心地等は最高の織物です。
また、軽くて結びやすく緩みにくいため、ちょっとした時にでも、サッと結べる(浴衣もOK)簡便さを持っています。
さらに、オールシーズン対応ですので、カジュアルな着物の際には、常に選択肢に入れて頂くことができます。
一本あると、重宝して頂くことができる帯です。
※メンテナンスも通常の帯同様、承っております。
⇒コチラから
※半巾仕様に織・糸等に工夫を加えた総紗縫です。