◯帯のデザイン
吉祥紋様の一つ、若松をモチーフに制作した袋帯になります。
常緑樹であることから、健康と長寿を表す意味を持ち、昔から日本人に愛用されてきました。
その若松柄を作楽シリーズとして、デザインした帯になります。
◯帯の織組織(織り方)について/二重織
この帯の織組織は、『二重織』と言い織物。
三段になった経糸を上下させることで、柄を織り成していきます。
クッキリとしたデザインから柔らかく繊細な柄まで多彩な表現力を持っています。
◯作楽シリーズ
となみ織物の五代目が制作する帯シリーズ、作楽(さくら)。
コンセプトは、つくることを楽しむことで、身につけられる方にも、楽しさを感じて頂きたい。
そんな気持ちを元に制作しています。
また、このシリーズの特徴は、通常のとなみ帯には無い様な柄いきや配色が多く、
ひと目見れば『作楽?』と感じて頂ける個性的な帯ばかり。
帯は着物姿の顔とも、言われていますので、この帯が『私にとって大切な一本。』。
そのように感じて頂ければ、と思っています。
◯帯の本仕立て・制作について
発送はご注文を頂いたのち、検品⇒本仕立て、発送(約3週〜4週間前後)となります。
図案、意匠図、糸染め、織、検品、縫製等、全て日本国内での制作となります。