◯仙福屋のモレッティ帯留め
帯留めの制作では一般的の硝子を加工する温度700〜800℃に対し、弊社の場合では、それよりも遥かに高い1500℃以上の熱を加えることで加工を行います。
そのため、製作には特殊な装置に加え、高度な技術を要するため、一つの帯留めを作るのにも非常に手間が掛かります。
また、高温で溶かすため、完成品は不純物が少なく、透明度の高い美しい仕上がりに。
さらに、耐久性にも優れ、万が一割れた場合でもお直しが可能と、『帯留め』としてこれ以上ない特長を持ちます。
◯デザインは『海の渦文様』
日本古来より日本画などの意匠として愛されてきた、海や川の波柄。
シンプルな文様ですが、自然の一瞬を切り抜き、それをデザインにした日本人の感性が伺われます。
この帯留めは、その波と同じ様に、一瞬一瞬の形が変化する『渦』の柄。
力強さを透明度の高い、ガラスを使用して表現してみました。
※コーディネート例
⇒三分紐【ライン・白藤×生成り】