京都西陣・となみ織物の帯と
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【総紗縫の丸ぐけ】とは
丸ぐけとは、帯締めと同じ機能を持つ小物。帯締めは糸で組み上げ、丸ぐけは生地(仙福屋では総紗縫)をつかって制作致します。
仙福屋が制作する『総紗縫の丸ぐけ』は、一年を通じて結ぶことのできる帯『総紗縫』を全面に使用。
仙福屋オリジナルの丸ぐけです。
◯丸ぐけの制作
丸ぐけは通常、着物地などの薄手の生地で制作されます。そして帯地をつかうと、どうしても生地が厚く、裏糸の処理の問題もあって、加工をすることは難しいと言われてきました。
この点、『総紗縫』の場合は、生地が着物以上に薄手で、張りもあるため、『丸ぐけ』としても最適。さらに、総紗縫の帯地をつかうことで、真夏・真冬の季節を問わず、一年を通じてお使い頂くことができる、そんな大きな利点も加わりました。
◯コーディネートのし易さ
総紗縫の帯づくりでは、もともと中間色で落ち着きのある配色が多いため、丸ぐけとしても、(礼装を除く)ほとんどの着物や帯にコーディネートして頂くことができる優れたアイテムとなっています。
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通常『紗』という織物は、隣り合う経糸を綟ることで作り出す、透け感を活かした『夏』の織物。
その紗に独自の改良を加え、さらに約3倍緻密に製織することで、一年を通じて結ぶことのできる帯地を作り出したのが、『総紗縫』です。
緻密で独特の透け感は大変美しく、薄手かつ張りのある、他にはない織物として大変好評。『総紗縫の丸ぐけ』としても、その美しさと便利さは、そのままに皆様の着姿をコーディネートしてくれます。
帯地の美しさを活かすために、縫製は細心の注意を払って制作します。『帯地での制作は当初は制作は難しい。』とされましたが、総紗縫の生地を理解した熟練の職人の手によって完成。
縫い目は美しく真っ直ぐに。絹の素材感・帯地の発色を活した美しい仕上がりとなりました。
房の仕様は二つ。『撚り房』仕様、それと末端の帯地を解いてつくる『解き房』。
『総紗縫の丸ぐけ』は、単に帯を裁断して縫製するのではなく、絹の特性(総紗縫)・特徴を知り尽くした熟練の職人の手により制作されています。
制作は、織り上がった帯地の検品からはじまり。柄取りを考えながら、丁寧に裁断。そして縫製の工程へ入ります。
帯検品後から完成までは、早くても約30日間の工程を経て完成します。西陣織/となみ帯の美しさを活かし、一年中使用可能。便利で特別な丸ぐけです。
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