◯京都西陣 となみ帯を使って制作
仙福屋のコ型財布は、絹織物の帯地を使い制作したものです。
帯の原料でもある『絹』は、他繊維と比較して発色が優れ、帯意匠と合わさると最高のテキスタイルとなります。
また帯地の色を活かしつつ、耐久性を保たせるためのコーティングを施しておりますので、安心してご使用頂くことができます。
◯デザインのモチーフは鏡裏
意匠モチーフは『鏡』。古来中国から日本に伝わった鏡は、儀式に使用されたりと、
魔除けなどの神秘的な力があるとされてきました。
裏に装飾された、様々な意匠は鏡の意味と同じ様に意味を持ち、『鏡裏文』として日本人の身近にありました。
帯の意匠には、線で表現した大胆な唐草。
また、花びらのポイントになる箇所に金銀糸を使用、華やかなかつ落ち着きのある意匠となっております。
◯制作時には・・・
帯地を使い、お財布を製作する際には、気をつけていることは、着姿の顔でもある『お太鼓』。
その一番美しい部分を財布へ表現するため、裁断と縫製には最大の注意を払って、制作しています。