◯仙福屋の懐紙入れ
仙福屋の懐紙入れは、絹織物である帯地の風合いを大切に制作しております。
使用する帯地には、京都西陣の織元となみ織物の製織する帯地から、
意匠・配色・風合いを基準に懐紙入れとして、適切な生地を選び、制作致します。
また、懐紙入れの中に入れる芯は、帯の風合いを消してしまう固い芯は入れず、できる限り柔らかな芯を入れています。
そのため、柔らかで、しっとりとした絹織物の風合いを最大限楽しんで頂くことができます。
◯引箔技法を使った懐紙入れ
今では失われつつある技術『引箔』。和紙の上に漆、金箔を付けた箔を引いた帯地を使用。
意匠は鶴や梅、流水などの琳派文様・日本の古典柄を織で表現しております。
色目は落ち着きのある中間色でまとめ、存在感はありながらもコーデイネートし易い懐紙入れと仕上げました。

※『引箔をつかう懐紙入れ』は五代目日記にも掲載しております(五代目レコメンド)。
⇒https://www.kyo-tonami.com/godaime2/2018/11/post-286.html